・スムージーとは

 

自分に合ったスムージーを見つけるための基礎知識として注意すべき事項を挙げてみました。

 

もともとスムージーは「凍らせた野菜や果物をミキサーにかけた飲み物」ですが、スッキリと美味しく野菜や果物を摂れることもあり人気が出てきて、研究が進んでいくにつれて、用途に応じて種類が増えてきました。

 

・基本的な違い

 

スムージーと野菜ジュースの違いは、ミキサーで作ったものをスムージー、ジューサーで作ったものが野菜ジュースです。

 

さらに、スムージーは皮や種も丸ごとミキサーにかけて作るた、ジュースと比較して食物繊維や栄養素が豊富になります。ここで、使うミキサーはパワーのあるものにして、どろっとして飲みにくくなってしまわない様にします。

 

また、市販の野菜ジュースは加熱処理されているため、自宅で作るスムージーとは栄養の面で格段の差がでます。ビタミン類など熱に弱い栄養素は市販の野菜ジュースからは摂取しにくいのが現実です。

 

また、市販の野菜ジュースは、栄養表示をチェックしていただければわかりますが、糖分が多く含まれているのが分かります。したがって、野菜ジュースはダイエットには向いていません。

 

・スムージーには種類がある

 

 ・グリーンスムージー

 

ただ単に「スムージー」というと、「グリーンスムージー」を指すことが多く、ケールやほうれん草などの葉物の野菜をメインに使ったスムージーのことを言います。ビタミンやミネラルなどの栄養価と食物繊維が多く含まるため、ダイエットには最適です。

 

美容や健康、ダイエット目的でスムージーを飲む方が多いため、最もポピュラーなスムージーと言えます。

 

 ・ヘルシースムージー

 

必要な栄養素をサプリメントに頼らず、食物から効率的に摂取することを目的としたスムージーです。グリーンスムージーと考え方は近いのですが、あくまでも「その人の必要な栄養素」なので葉物野菜を入れるとは限らず、区別されているようです。

 

 ・ダイエット用スムージー

 

甘味料を加えないで、シード類やナッツ類にカフェインを含んだ緑茶やコーヒーなどを合わせたスムージーです。満腹感を満たすことを目的としているので、ダイエット用スムージーとして区別されているようです。

 

 ・その他、フルーツスムージー、デザートスムージーなどの甘味系スムージー

 

上に挙げた3つが健康を目的としたものに対し、これらのスムージーは単純に好みで味わうことを目的に作られたスムージーを指します。したがって、カロリーも考慮していません。美味しいですが、カロリーにはご注意してください。

 

では、健康や美容、ダイエット目的のためのスムージーを作るにあたって、気を使うべきポイントを挙げましょう。

 

・スムージーを作る時の注意点

 

 ・氷は入れるか?

 

結論から言うと、氷などは入れない方がよいです。
スムージーの栄養素を体に取り込むたことを考えると、朝起きてすぐ飲むことが最も効果的なので、冷たいモノを飲んでしまうと、体が冷えてしまいます。

 

したがって、体の冷えは新陳代謝の低下を招きますので、やっぱり避けるべきです。確かに、グリーンスムージーなどの葉物が多いスムージーは冷やした方が飲みやすいのですが、氷を入れても量を調整して、あまり冷たすぎないようにしましょう。

 

 ・皮や種は入れるか?

 

皮や種には栄養が詰まっており、スムージーに加えることで、摂取できる栄養が格段に向上しますので、入れるべきです。

 

ここで、問題となのは、ミキサーのパワーです。柑橘類やリンゴ、アボガドの種などはパワーが弱いと十分に粉砕することができず、食べ心地の悪いものになってしまいます。

 

手持ちのミキサーのパワーが弱い場合は、皮や種は避けるようにしましょう。もし、これからスムージーを飲み続けよう!という方はこの機会にハイパワーのミキサーを新調することをおすすめします。

 

長く続けるためには、やはり「味」が大事ですので、野菜の多いスムージーも、ハイパワーのミキサーでなめらかに仕上げれば、なかなか美味しくなります。今は1万円台から良いミキサーがあります。

 

 ・豆乳や牛乳を入れるか?

 

入れても問題ありません。タンパク質と野菜を一緒にとると栄養が吸収されにくくなる、説もありますが、立証されているわけではありません。

 

ただ、朝は水分補給が非常に重要ですので、朝に水分を取るのを忘れがちな方には水で作っても良いでしょう。

 

また、豆乳はダイエットの観点から見ると非常におすすめで、大豆のたんぱく質は動物性のものに比べてもかなり低カロリーです。しかも基礎代謝を活発にしてくれるので、筋肉維持に役に立ちます。

 

朝に飲んでおけば、腹持ちがよく、余計なカロリー摂取をしなくてすみます。朝食を抜いて、ランチをどか食いをして、血糖値を急激に上げてしまうのを防いでくれるわけですね。豆乳割りはおすすめです。

 

 ・入れない方が良い材料は?

 

カボチャ、とうもろこし、にんじん、イモ類などでんぷん質の多い野菜は避けたほうが良いでしょう。
理由は、フルーツとの食べ合わせが悪いためです。腸内でガスが発生しやすくなります。

 

・飲むタイミングは?

栄養素を最大限に吸収するためには、体が欲しがる空腹時を選んで飲んでください。大抵の場合は朝になると思います。

 

ダイエット中の方は、朝食との置き換えがおすすめです。朝と夕食の2食をスムージーに置き換えると効果も大きいですが、栄養素が偏らない様に、スムージーの内容には十分注意してください。

 

筋トレを併用する方は、タンパク質も必要になりますので、肉類を意識して内容物を選んで摂取するようにしましょう。

 

こうしてみると、グリーンスムージーなどの健康志向のスムージーは意外に気を配らなければならないこと多いことがわかっていただけたのではないでしょうか。

 

とは言っても、慣れれば気にならないところが殆どかと思います。なめらかなスムージーは野菜が多くても案外美味しいものです。

 

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